「盲ろう者へのインタビュー調査に挑む」記録(2)

去る7月23日に開催された研究会「盲ろう者へのインタビュー調査に挑む――通訳介助者から調査者へ」の様子をお伝えしています。第2回目の今回からは出席者の方々の声をを紹介します。

 *

社会調査論、調査方法論の観点からのコメントを紹介したいと思います。

有末賢さん

「障がい者の就労に関する研究」となると、社会福祉学の領域に入ることになるが、「社会調査論」として重要になるのが、支援者→調査研究者になっていく意味について考えることであると思った。
インタビュー調査上の困難をもうすこし分類して、(1)対面性の困難、(2)言語手段の困難、(3)感情と共感の問題などにおいて、それぞれの調査上の問題をつむぎ出していくことが重要なのではないでしょうか。

岩舘豊さん

リアリティを損なわない分析は、自分自身にもはねかえってくる問いでした。インタヴュー法の難しさと可能性を考えさせてくれる話題提供だったと思います。ありがとうございました。

 *

どうもありがとうございました。当日の模様については当ブログ8月5日付記事の印象記などもご参照ください。

タグ: , ,

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。