2010年5月 のアーカイブ

「調査という表現」コメント(3)

2010年5月31日 月曜日

研究会「調査という表現」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第3回目は匿名の参加者から寄せられた、小倉報告へのコメントです。以下引用します。

「三重の生成のらせん」のプロセスについて。

読者の経験の中での生成、読者と調査研究者(著者)との相互作用の中での生成を触発する可能性。一方でこれは、どのようなタイプの調査でも、その質は違えど生じているものと考えられる。いわゆる「科学的」文体は、このような重層的な「らせん」生成を “コントロール” するための手続きとみることができるのではないか。

逆にいうと、参与可能性を高めることは、予測不可能性を高めることでもある。読者の共鳴をひきおこすとともに、不協和音を発生させることもありうる。インタラクティブな調査とは、こうしたリスクを引き受けることでもあると感じた。あるいは、このプロセスを、いわゆる「科学」とは異なる仕方で、どうコントロールするか関心があります。

どうもありがとうございました。なお研究会での報告レジュメはこの記事(小倉)この記事(松尾)でご覧になれます。

「調査という表現」コメント(2)

2010年5月24日 月曜日

研究会「調査という表現」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第2回目は岩舘豊さんから寄せられたコメントです。以下引用します。

ふたつの報告とも、自分の問題意識や直面している課題と結びついていて、興味深く聞きました。「発信」「表現」は、最終的に調査する個々人が引き受け、あれこれ格闘しながら取り組むしかないと思うのですが、そのための論点がたくさん提起されたと受け止めました。議論する時間が少なかったのが少し残念でした。

——NPOサーベイに期待する企画はありますか?

映像と(の)社会調査、量的調査を学びたい。系譜やその可能性について。

どうもありがとうございました。なお研究会での報告レジュメはこの記事(小倉)この記事(松尾)でご覧になれます。

「調査という表現」コメント(1)

2010年5月18日 火曜日

研究会「調査という表現」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介していきます。第1回目は伊藤静香さんから寄せられたコメントです。以下引用します。

「調査」を「表現」といった切り口から捉えたこの研究会はとても有意義な会でした。私は教員調査でその結果を報告書にしたのですが、自分も10年以上英語を教えていた身ですので、教師に「役に立つ」ようなものにしたく、教員向けに表現したら、教員の方からは「研究者だけど現実的な提言がためになりました」とコメントをいただきました。しかし学術的には科学的表現ではないと、研究者からは軽く見られました。役に立つものと学術的なもののジレンマ、きびしいところです。

どうもありがとうございました。なお研究会での報告レジュメはこの記事(小倉)この記事(松尾)でご覧になれます。

研究会レジュメ

2010年5月9日 日曜日

2010年4月24日(土)の研究会「調査という表現」での報告レジュメをアップしました。
「伝えることを工夫する契機」「求められている発信のスタイル」「環境の変化と新しい可能性」「DTP・組版の表現技術」などについて取り上げています。[こちら]をクリックすればPDFファイルが開きます。

  松尾浩一郎「調査を発信する技術」

研究会レジュメ

2010年5月6日 木曜日

2010年4月24日(土)の研究会「調査という表現」での報告レジュメをアップしました。「いかに描き、いかに伝えるか」「作品の社会的実践性」などについて取り上げています。

[こちら]をクリックすればPDFファイルが開きます。

  小倉康嗣「調査という表現:質的調査を伝える戦略」