来る10月28日に研究会を開催いたします。
テーマ:ネット時代の調査と身体
話題提供:三浦直子(神奈川工科大学)
日時:2012年10月28日(日)14:00~18:00
場所:早稲田大学早稲田キャンパス26号館602教室
( http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html )
【趣旨】
現代の社会においてインターネットは、人びとの生活の中に浸透しており、人びとの生活そのものをかたちづくるものとなっています。
また、そうしたインターネットのあり方は、日々刻々と変容しており、人びとの生活に大きな変化をもたらしています。
それでは、そうしたネット時代の社会に対して、社会調査はいかにして可能なのでしょうか。また、そうした社会の中で社会調査を行うということは、いかなることなのでしょうか。
社会調査は、社会に対して行われるものである、と同時に、社会の中で行われるものでもあり、それは社会の変化に大きく影響を受けるものであるといえます。
したがって、ネット時代の社会のあり方について考えることは、そうした社会の中で社会調査を行う調査者自身が置かれている調査環境に眼差しを向けることにもなるでしょう。
そこで、今回の研究会では、フランスの社会学者ピエール・ブルデューによるハビトゥス論の視点からメディア研究を行っている三浦直子さんに話題提供をお願いしました。
話題提供では、インターネットの普及による人びとの情報への接し方の変容について、また、そうした社会の中で行われる社会調査のあり方について、具体的な事例を交えてお話していただきます。
今回の研究会では、そうした話題提供をもとに、ネット時代の社会のあり方について考えるとともに、そうした社会の中で行われる社会調査のあり方について考える機会としたいと考えております。
本研究会はどなたでも参加できますが、ご出席をお考えの方はあらかじめ事務局( info@survey-npo.jp )までご連絡下さい。