来る5月10日に、「僕たちが戦争を生きた同級生に会いに行くためのアーカイブス」というタイトルで、ワークショップを開催いたします。
ワークショップはどなたでも参加できますが、資料・会場準備の都合上、ご出席をお考えの方はあらかじめ事務局までご連絡をお願いいたします。
【タイトル】
僕たちが戦争を生きた同級生に会いに行くための
アーカイブス
【話題提供者】
土屋大輔(慶應義塾大学)
【日時・場所】
2014年5月10日(土)14:00~17:00
立教大学池袋キャンパス 本館2階1203番教室
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
【問い合わせ先】
NPOサーベイ事務局 info@survey-npo.jp
【趣旨】
戦後70年が経過しようとしている現在、戦争を体験した世代の減少が進み、当時の体験を語ることの出来る人びとが少なくなるなかで、戦争の体験や記憶をいかに継承するのかといった問題がいよいよ深刻なものとなっています。
戦争を体験した人びとと同時代を生きる私たちは、戦争の体験や記憶といかに向き合うことができるのでしょうか。
今回のワークショップでは、「太平洋戦争クリエイティブアーカイブス」プロジェクトを進められている土屋大輔さん(慶應義塾大学)に話題提供をお願いしました。
このプロジェクトでは、「70年前の同級生に会いに行く」といったコンセプトの活動が進められています。
それは、現在の学生が中心となって戦時期に学生として戦争を体験した「70年前の同級生」とのインタビューを行い、現在の学生と「70年前の同級生」との対話の中で語られる記憶や、そこで巻き起こる感情をもとに、映像作品、絵画、パフォーマンス等の「芸術作品」を制作し、アーカイブしていくというものです。
そこで今回のワークショップでは、このプロジェクトの詳しい内容についての話題提供をもとに、広く戦争とアーカイブをめぐる諸問題について考える機会としたいと考えております。
また、このプロジェクトの趣旨に賛同し、「芸術作品」の制作に参加していただける学生を集めるための機会としたいと考えております。お近くにご関心をお持ちの学部学生等がいらっしゃいましたらぜひお知らせの上、ご参加いただきたいと思います。