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社会調査懇談会コメント(4)

2010年8月23日 月曜日

社会調査懇談会「その悩みや思いを語る」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第4回目は西倉実季さんから寄せられたコメントです。以下引用します。

決して論文化されないようなエピソードや体験談ばかりで、うんうんと頷くことばかりでした。セルフヘルプ効果のある集まりだったと思います。

自分としては、私の研究を通して、調査対象者の困難が社会に媒介されていけばいいなという思いでやっていたのですが、現場の人(支援者)にもっとも評価されたのは、英語でしか読めない海外の研究や動向をまとめたことに対してでした。

この経験を通して、「役に立つかどうか」は最初から掲げるような目標というよりは、事後的にしかわからないものなのではないかと思うようになりました。「役に立つ」のかどうかを判断するのは、研究者ではなく現場だと思うのです。

もちろん、なんとか役に立ちたいという気持ちであるとか、成果のフィードバックをつねに念頭に置かなければいけないことは、その通りだと思うのですが…。

また、ひとことで“現場”といっても、私の場合ですが、当事者、支援者、家族など様々な立場の人がおり、利益関係が対立しているときもあるので、難しいです。

どうもありがとうございました。当日配布された参考資料についてはこちらからダウンロードできます。当日の模様については当ブログ8月11日付記事の印象記もご参照ください。

社会調査懇談会コメント(3)

2010年8月19日 木曜日

社会調査懇談会「その悩みや思いを語る」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第3回目は石原晋吾さんから寄せられたコメントです。以下引用します。

参考資料として挙げられている3つの軸について。

通常テーマを設定するときに、調査者自らの経験がもとになっている。これは疑いようがない事実であるが、どの段階でそれを客観的に捉えることができるのだろうか。客観的にとらえる必要性はどれだけあるのだろうか。

どうもありがとうございました。当日配布された参考資料についてはこちらからダウンロードできます。当日の模様については当ブログ8月11日付記事の印象記もご参照ください。

社会調査懇談会コメント(1)

2010年8月12日 木曜日

社会調査懇談会「その悩みや思いを語る」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第1回目は松尾奈々さんから寄せられたコメントです。以下引用します。

調査を中心に集まれたこと、様々な人の思いや考えを聞けたことが良かったです。

ここ8ヶ月、調査にふれていませんでしたが、あらためてデータや“現場”、関わりのある方にふれたくなりました。

有意義な会をひらいていただきありがとうございました。また参加できたらと思っています。

どうもありがとうございました。当日配布された参考資料についてはこちらからダウンロードできます。当日の模様については当ブログ8月11日付記事の印象記もご参照ください。