‘調査者の立場性’ タグのついている投稿

社会調査懇談会コメント(6)

2010年8月30日 月曜日

社会調査懇談会「その悩みや思いを語る」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第6回目は泉暁さんから寄せられたコメントです。以下引用します。

調査で自分自身の立場・意図・目的をどのようにうまく伝えていくのか。そして、被調査者の人たちがどのような利益を得るのか。これらを示すことが重要ではないかと考えています。

(話題提供者の上村勇夫さんの調査について)

アンケートで「困難」ばかり聞くのではなく、逆に「満足」「楽しみ」は聞いていないのでしょうか。同業者の人たちに「上村さん個人がどのような意図でやっているのか」をどのように説明したのでしょうか。

どうもありがとうございました。当日配布された参考資料についてはこちらからダウンロードできます。当日の模様については当ブログ8月11日付記事の印象記もご参照ください。

社会調査懇談会コメント(5)

2010年8月26日 木曜日

社会調査懇談会「その悩みや思いを語る」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第5回目は曽永宏さんと齋藤雅哉さんから寄せられたコメントです。

まずは曽永宏さん。話題提供者の上村勇夫さんの調査についてのコメントです。

なぜこのテーマ、この対象者を選んだのか。インタビューのとき信頼度はどう考えていますか。完全に中立の研究はありえないが、研究者としてのアイデンティティ、立場はどのようなものか。

次は齋藤雅哉さん。「質問したいこと、議論したいこと」という問いに対してコメントをいただきました。

文字資料・量的データと、語られたことについて。

聞きたいこと以外の事柄について。(どうでもよい?ことについて)

どうもありがとうございました。当日配布された参考資料についてはこちらからダウンロードできます。当日の模様については当ブログ8月11日付記事の印象記もご参照ください。

社会調査懇談会コメント(3)

2010年8月19日 木曜日

社会調査懇談会「その悩みや思いを語る」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第3回目は石原晋吾さんから寄せられたコメントです。以下引用します。

参考資料として挙げられている3つの軸について。

通常テーマを設定するときに、調査者自らの経験がもとになっている。これは疑いようがない事実であるが、どの段階でそれを客観的に捉えることができるのだろうか。客観的にとらえる必要性はどれだけあるのだろうか。

どうもありがとうございました。当日配布された参考資料についてはこちらからダウンロードできます。当日の模様については当ブログ8月11日付記事の印象記もご参照ください。

社会調査懇談会コメント(2)

2010年8月16日 月曜日

社会調査懇談会「その悩みや思いを語る」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第2回目は林健太郎さんから寄せられたコメントです。以下引用します。

調査そのものに関する知識がないので、お話しを聴きながら考えさせていただきました。

そもそも研究という手法が非常に制限された、バイアスのかからざるを得ないものであるという認識がある中で、アンケート調査というもの自体が、解答者にとって“稚拙である”と感じられるようなものであったとしても、その一般化された結果を、自らの視点に基づいて、新しい知見を生み出すことに意義があるのであって、アンケートの方法論それ自体について、される人の視点を考えすぎるのでは良くないのではと思いました。

半ば逆説的に、そもそも研究から主観性は取り除けないでしょうから、研究者ご本人が現場に依拠している、つまり立場について深く考える必要があるのでしょうか……。

どうもありがとうございました。当日配布された参考資料についてはこちらからダウンロードできます。当日の模様については当ブログ8月11日付記事の印象記もご参照ください。