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「盲ろう者へのインタビュー調査に挑む」盛会のうちに終了

2011年7月31日 日曜日

2011年7月23日に早稲田大学にて開催いたしました研究会「盲ろう者へのインタビュー調査に挑む――通訳介助者から調査者へ」は、おかげさまをもちまして盛会のうちに終了いたしました。どうもありがとうございました。

たくさんの方に参加していただき、会場の中も夏の熱気に包まれたかのようでした。十分な広さの会場を用意したつもりだったのですが、やや窮屈だったかもしれません。会場の顔ぶれは多様でした。社会福祉や社会学、人類学に関心を持つ方々、盲ろう者と通訳の方々などが集まりました。

松谷直美さんの話題提供のあとは、活発な議論が交わされました。終了予定時刻を過ぎても話題は尽きず、急遽時間を延長して「二次会」を続け、4時間に及ぶ研究会となりました。会の模様につきましてはこれからブログでご報告していきます。

「調査実習という経験」盛会のうちに終了

2010年12月6日 月曜日

2010年12月4日に立教大学にて開催いたしましたイベント「調査実習という経験――調査は研究のためだけのもの?」は、おかげさまをもちまして盛会のうちに終了いたしました。

学部生の方や卒業間もない方が多数参加してくださったこともあって、とても華やいだ雰囲気の会になりました。ゲストスピーカーの皆さんのお話しは、専門研究者にはできないような、清新かつ深みのあるものでした。

率直に言ってたいへん素晴らしい半日となったように思います。ご出席いただけなかった方にも、ぜひ分かち合っていただきたいなという気持ちでいっぱいです。会の模様につきましては改めてこのブログなどでご報告する予定です。ご期待ください。

社会調査懇談会・盛会のうちに終了

2010年8月1日 日曜日

2010年7月31日に立教大学にて開催いたしました社会調査懇談会「その悩みや思いを語る」は、おかげさまをもちまして盛会のうちに終了いたしました。

調査をする人からされる人まで、大学生から実務家まで、老若男女さまざまな立場の方々が集まり、活発な意見交流ができました。

3時間があっという間に過ぎるほど、とても良い雰囲気の集まりだったように思います。会の模様につきましては改めてこのブログなどでご報告する予定です。

「調査という表現」コメント(4)

2010年6月7日 月曜日

研究会「調査という表現」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第4回目は上村勇夫さんから寄せられたコメントです。以下引用します。

大変失礼な言い方かもしれませんが、みなさんの調査や研究に対する “愚直” なまでの真摯な姿勢、思いを感じました。
小倉さんのリアルな話(ex. インタビューデータをどう処理していいかわからず3年間寝かして、それが発酵していくといったエピソード)を聞けたのは、調査初心者としては良かったです。

どうもありがとうございました。なお研究会での報告レジュメはこの記事(小倉)この記事(松尾)でご覧になれます。

「調査という表現」コメント(3)

2010年5月31日 月曜日

研究会「調査という表現」にご出席くださった方々からさまざまなコメントを頂戴しました。

そのいくつかをこのブログで紹介しています。第3回目は匿名の参加者から寄せられた、小倉報告へのコメントです。以下引用します。

「三重の生成のらせん」のプロセスについて。

読者の経験の中での生成、読者と調査研究者(著者)との相互作用の中での生成を触発する可能性。一方でこれは、どのようなタイプの調査でも、その質は違えど生じているものと考えられる。いわゆる「科学的」文体は、このような重層的な「らせん」生成を “コントロール” するための手続きとみることができるのではないか。

逆にいうと、参与可能性を高めることは、予測不可能性を高めることでもある。読者の共鳴をひきおこすとともに、不協和音を発生させることもありうる。インタラクティブな調査とは、こうしたリスクを引き受けることでもあると感じた。あるいは、このプロセスを、いわゆる「科学」とは異なる仕方で、どうコントロールするか関心があります。

どうもありがとうございました。なお研究会での報告レジュメはこの記事(小倉)この記事(松尾)でご覧になれます。